事例紹介：　『倒壊寸前！兄の認知症、近隣住民とのトラブルで売却困難になった老朽化物件の売却』

今回は、4年前に一戸建てを相続した70代のご兄弟からのご相談でした。 
 
対象の物件は、遠い親戚の女性から相続されたものでしたが、相談時点で築50年。
「ゴミ屋敷と化しており倒壊の恐れがある」と近隣住民からクレームが入り、区役所から連絡が来たそうです。

 
ご相談者様は、売却できなければ解体費（約200万円）も捻出できないという経済状況だったため、早期の売却には前向きでした。

 
しかしその一方で、
・お兄様が認知症のため、売却活動がままならない
・測量時に隣地の老夫婦から「境界確認書に押印しない！」と言われる
など、かなりの難題も。
売却活動はいよいよ困難を極め、困り果てていたところを不動産買取SOSまでお問い合わせいただきました。

不動産買取SOSでは、まずは司法書士に依頼して、成年後見人の申請手続きを行い、担当者を保佐人として選任。
売却活動がスムーズになったところで、隣地の老夫婦のお宅にも何度も訪問して頭を下げ、何とか境界確認書に押印していただくことに成功しました。

また、「売却益が入ると認知症の兄の生活保護が外れるため、少しでも高く売って手取りを増やしたい」というご要望もあり、建売事業をしたい不動産会社30社と交渉した末に、実勢価格以上の金額で売却に成功。
残置物処理と解体工事一式も不動産買取SOSでお引き受けし、建物解体まで無事完了して売却終了となりました。

今回のケースでは、依頼者様の健康問題・建物の老朽化・近隣トラブルなど、様々な障害が絡み合ってのご相談でしたが、「何から手を付けて良いかわからない」とお困りでも、プロが1つずつ対応することで売却可能になることも多々ございます。
不動産の売却にお悩みでしたら、多数の実績経験を持つ不動産買取SOSまで、是非一度ご相談ください。